小畑会計ブログ

浜松市浜北区の税理士、五日市です。



早いもので今年もあと２ヶ月を切りました。

これから年末にかけては、忘年会にクリスマス、冬休みにお年玉（？）・・・、

と楽しいことが目白押し。


そんな中、小畑会計でもそろそろ年末調整を始めます！

（なんともお固い、四文字熟語…。）



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年末調整ってなにするの？
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サラリーマンの場合、毎月給与をもらう際に、『源泉所得税』という税金を

引かれています。

控除される源泉所得税の金額は、その月にもらう給与の金額と、事前に

会社に伝えておいた扶養家族の人数によって決まっています。


”１ヶ月でこのくらいの給与をもらう人なら、年間でこのくらいになるでしょ”

という計算のもと決められている金額ではありますが、実はこの金額は、

ちょっと多目になっています。


今年１年間の給与総額が決まる年末に、計算をし直して多かった分を還付する

（足りない場合は追加で徴収する）作業が年末調整です。


ちょっと多目に引かれていると分かっていても、還付があるとお小遣いをもらった

みたいで嬉しいですよね。（大人のお年玉！？）


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年末調整でできること、できないこと
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サラリーマンの場合、この年末調整で終わり、確定申告は普通しません。

所得税というのは、自分で計算して確定申告をするのが原則なのですが、

日本人の全員が税務署へ押し寄せてしまうと、税務署がパンクしてしまうので、

従業員を雇っている会社に対して、源泉徴収と年末調整を義務として課して

いるのです。


なのでできるだけ、年末調整で済ませることができるものは、会社に提出して

しまいましょう。


＜年末調整でできるもの＞

❏　生命保険料の控除

❏　地震保険料の控除

❏　住宅ローン控除（１年目は確定申告が必要）

❏　国民年金や国民健康保険を支払った場合の控除

❏　小規模企業共済の掛け金を支払った場合の控除

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＜年末調整ではダメなもの（確定申告が必要なもの）＞

❏　医療費控除

❏　寄付金控除（ふるさと納税も確定申告が必要です）

❏　別会社からもらっている給与

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年末調整を計算するためには
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会社から従業員に対して、年末調整の連絡をして資料の提出を求めるのは

もう少し先のことだと思いますが、必要な書類は既に届いている

はずです！


また、国民健康保険などはいくら支払ったのかを記入する必要がありますので、

今から準備をして後で慌てないようにして下さい。


たまに、『私は確定申告をするから、資料は会社には出さないよ』という方が

いらっしゃいますが、年末調整でできることは忘れないうちに済ませてしまった

ほうが簡単でいいと思いますよ。





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